臨床研究の情報公開

当院では医療の発展と向上を目指し、通常の診療に加えて患者さまを対象とした臨床研究にも 取り組んでいます。このような研究を行う際は、文部科学省や厚生労働省の倫理指針などに基づき 「対象となる方に不利益が及ばないか」、また「人権が守られた内容となっているか」などについて、当院の職員および当院と利害関係のない外部委員で構成される臨床研究倫理審査委員会で審査を行っています。

通常、医師や他の職員が研究者として臨床研究を実施する際には、文書を用いて患者さまに説明し 研究への同意を取得します。一方、患者さまへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを 用いる臨床研究については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、「研究の目的を含めて研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要」とされています。このような手法は、「オプトアウト」とよばれます。

研究への協力を希望されない場合やご不明な点がございましたら、担当医または下記の病院事務担当者までご連絡いただきますようお願い申しあげます。

臨床研究(オプトアウト)に関するお問い合わせは
担当: 千葉(病院事務)まで

当院で行なわれている臨床研究(オプトアウト)

血液内科・血液病センター

  1. 形質細胞性腫瘍における病態の臨床的検討 -NJHSG MM24-
  2. 再発難治性大細胞型 B 細胞性リンパ腫に対するエプコリタマブのリアルワールドデータを集積するための国内多施設共同観察研究(NJHSG-Epcoritamab2024)
  3. 新世代治療導入後の未治療 NK/T 細胞リンパ腫における治療実態とその推移および予後 に関する国内多機関共同調査研究(NKEA-Next project)
  4. 肺MALTリンパ腫の初診時および治療前病態、治療選択と予後に関する多機関共同調査研究
  5. フィラデルフィア染色体陽性の慢性骨髄性白血病におけるアシミニブとポナチニブの臨床効果と安全性プロファイルに関する国際多施設共同後方視的観察研究
  6. 急性白血病における遺伝子変異と治療反応性・白血病発症機序の解明
  7. 後天性の血友病を含む出血性疾患のゲノム解析を含まない調査研究
  8. 移植後シクロホフファミドを用いた血縁者間HLA 半合致移植においてNKallo reactivity(HLA-B leader ならびにKIR リガンドミスマッチ)が移植成績に与える影響について
  9. 血液疾患患者におけるSARS-CoV-2 感染症重症化因子に関する後方視的観察研究
  10. びまん性大細胞性リンパ腫に対するpolatuzumab vedotinを含む化学療法レジメンの有効性の検討
  11. 血液疾患におけるチキサゲビマブ/シルガビマブ(エバシェルド)投与による新型コロナウイルス感染症の発症抑制効果および中和抗体価推移の検討
  12. インドレントB 細胞リンパ腫/マントル細胞リンパ腫に対する ベンダムスチン治療の多施設共同 後方視的解析
  13. FLT3 陽性急性骨髄性白血病に関する多施設後方視的観察研究
  14. 急性白血病における遺伝子変異と治療反応性・白血病発症機序の解明
  15. 血液疾患を有する患者における COVID-19 ワクチンの意義
  16. 日本人骨髄増殖性腫瘍患者における二次がんとしてのリンパ系腫瘍の発症に関する 全国調査
  17. アグレッシブNK 細胞白血病に関する多機関共同後方視的研究
  18. 血管内大細胞型リンパ腫の補助診断として有用な臨床所見の検証
  19. 成熟T/NK 細胞性腫瘍各病型における分子病態と治療反応性の基礎的検討 -NJHSG-PTCL21-
  20. 悪性リンパ腫細胞におけるSLAMFの基礎的検討(NJHSG-ML20-SLAMF)
  21. 悪性リンパ腫における各病型の頻度と治療成績の検討
  22. マントル細胞リンパ腫に対するSAMHD1 遺伝子を含む予後因子の探索と予後予測モデル構築を目的とした調査研究
  23. <疫学調査>北海道の血液疾患発生状況の把握 -NJHSG registration protocol-
  24. 悪性リンパ腫細胞における増殖生存関連分子の基礎的検討(NJHSG ML18)
  25. びまん性大細胞B型リンパ腫の後方視的解析

消化器内科・内視鏡センター

外科