小児科 概要
よくあるこどもの病気、および赤ちゃんのワクチンデビューから学童に至るまでに必要な予防接種全てに対応しています。外来診療につきましては、一般外来の時間帯の外にワクチン専門外来を設け、より安心して受診していただけるように配慮しております。
北海道大学病院およびその主要関連施設を中心に、一般小児医療、専門医療に幅広く携わってきた経験を最大に生かして、愚直に日々の診療にあたってまいります。
一般小児疾患
かぜ、気管支炎、肺炎、嘔吐下痢、便秘、ぜんそくをはじめとするアレルギー疾患など多様な子どもの病気に対応できます。点滴や入院治療も対応可能です。前日の夜から具合のわるい方は、ぜひ朝一番の外来を受診してください。
予防接種(ワクチン専門外来)
予防医療は、これからの医療の基本です。当科では、月曜から金曜までワクチン専門外来枠を設定し、多彩な接種プログラムに対応しています。今後の接種予定づくりもお手伝いさせていただきます。
※インフルエンザワクチンの時期には別途、同ワクチンの専用枠を設けます。
小児腎臓病疾患
学校検尿異常やネフローゼ症候群をはじめとする子どもの腎臓病全般に関して、全国レベルの経験があります。患者さまや医療機関からの予約、セカンドオピニオン的な立場からの診療なども受け付けています。
診療・入院実績
短期入院も受け入れて、お子さまがご家族と共に、早く平穏な日常に戻られる様にお手伝いさせていただいています。入院疾患は以下の通りです。 発熱性疾患、気管支炎、肺炎、嘔吐下痢症、脱水症、尿路感染症、気管支喘息、腎臓病 (微小変化型ネフローゼ、巣状糸球体硬化症、慢性糸球体腎炎)
当科の強み
キーワードは愛育
元気に走り回るこどもたちの姿は、活力ある地域の源です。札幌円山地区にあるこの病院の伝統ある愛育の名にもとづいて、こどもたちの健康を守り維持するための努力をおこなってまいります。
予防接種、感染症、アレルギーをはじめとする一般的な小児疾患や、ネフローゼ、慢性腎炎などの小児腎臓疾患に取り組んでいきます。周囲の医療機関との連携を大切にしながら、地区の基幹病院としての役割を 担っていきたいと思います。
わかりやすい情報提供
小児診療の基本は、よくお話を聞くこと、そして、わかりやすく説明することです。当科では、こどもの健康のための小冊子、『Aiiku News for Kids(愛育 こどものための健康お役立ちメモ)』を定期発行しています(監修 佐々木聡)。手作りですが、ホームページなどでは語り尽くせない最新情報がいっぱいです。小児科外来カウンターに置いていますので、ご自由にお取りください。
豊富なネットワーク:
担当医は、北海道大学病院、道内主要都市の関連病院における豊富な臨床経験を有し、密なネットワークがあります。円山周辺の医療機関とのコミュニケーションにも努めながら、Patient First (患者第一)に取り組みます。
小児科 診療日表
- 日曜日・祝日は休診です。
- 休診・代診となる場合がございます。「休診・代診情報」もあわせてご覧ください。
- 「ワクチン専門外来」の時間帯は、予約ワクチン専用の診療体制となります。緊急時対応を除き、一般患者さまの診療は行っておりません。
小児科医師紹介
佐々木 聡
ささき さとし
― 診療部長 ―
専門
小児科全般、小児腎臓病疾患
学歴
北海道大学医学部(1986年卒)
経歴
- 北海道大学病院小児科
- 函館中央病院
- 市立旭川病院
- 米国ミネソタ州立大学小児腎臓病学部門
認定等
- 日本小児科学会小児科専門医
- 日本腎臓学会腎臓専門医
- 医学博士
- ICD (インフェクションコントロールドクター)
◆ Satoshi Sasaki, MD, PhD
● Education: Hokkaido University Graduate School of Medicine, Japan
● Fellowship for Research: University of Minnesota Medical School, Minnesota, USA