愛育病院


医療情報

▼現在のページ:トップページ > 医療情報 > 小児の発熱・座薬の使用について

小児の発熱・座薬の使用について

症状を観察しましょう
  1. いつから、どのくらいの熱が、一日何回くらい出ていますか。
  2. 熱が下がった時の機嫌、元気はどうですか。
  3. 熱の他に何か症状がありますか。(嘔吐、下痢、発疹、呼吸困難など)
家庭での手当
  1. 熱の上がり始めは、血液の循環が悪くなり、手足が青白く冷たく、又全身にふるえ(悪寒)がくることがありますが、熱が上がりきると、おさまります。この様な時には掛毛布、湯たんぽなどで保温してあげましょう。ふるえ(悪寒)がおさまり、手足があたたかくなったら保温をやめ後頭部などを冷やしてあげ ましょう。
  2. 高い熱の時には、解熱剤を使用しましょう。(市販の解熱剤でも良い)
  3. 脱水症状にならぬように、水分を充分に与えましょう。
  4. 発汗の時には、その都度乾いたタオルで拭き、着替えさせましょう。
  5. 伝染病の疑いがある時には、他児へ の伝染を予防しましょう。
  6. お風呂へは、全身状態が良く、高い熱が24時間位出なければ入れても良いでしょう。
  7. 学校や、幼稚園などへは少なくとも熱が 「24時間以上」 出ない状態になってから行かせましょう。

健康な時から、解熱剤・水枕・体温計は常備しておきましょう。

解熱剤の使用について
何度ぐらいで使うの?
  1. 38.5℃以上で、ぐったりしていれば使用しましょう。
  2. 38.0℃ でもぐったりしていれば使用し、元気があれば使用せずに様子を見ても良いでしょう。
  3. 一度使用しても熱が下がらない場合や、一度下がった熱が再度上がった場合は最低3〜4時間の間隔をあけてから、もう一度使用しましょう。普通は多くても1日4回くらいの使用ですみます。
  4. 熱性けいれんの心配のある児は早めに使用しましょう。
  5. 太い血管(くびの横、わきの下など)を冷やしましょう。
挿入した座薬が出てしまったら
  1. 坐薬が溶けずに出てきたら、もう一度挿入しましょう。
  2. 溶けたものが出てきたら、いくらか吸収されているので2時間程経過をみて、熱が下がる傾向がなければ再度使用しましょう。
解熱剤の効果

解熱剤の使用後1〜2時間経過して判断しましょう。 この時、平熱まで下がらなくても38.0℃以下であれば、薬の効果が出ていますのでそのまま様子をみましょう。又、病気によっては通常の解熱剤で38.0℃以下に下がらない場合がありますが、色々な強さの解熱剤がありますので医師に相談しましょう。

座薬の挿入方法
  1. ベビーオイルなど滑るものをつけて、先のとがった方から肛門に挿入して、しばらく(5秒ほど)肛門を押さえていましょう。
  2. 1/2又は2/3を使用する場合は、図のようにカッター又はハサミで切り、先のとがった方を使用しましょう。

図:座薬の使用部分

座薬の保存
  • 冷蔵庫内で6ヶ月間は保存できます。
  • 解熱剤も他の薬同様に、年齢や体の大きさで、種類や量が違いますので他児へ使用する場合は必ず医師に相談しましょう。

↑ このページのトップへ